長いあいだ楽しみに準備してきた修学旅行がもう終了。

（写真は、朝食。毎日、沖縄的料理が数皿出された。）
高校２年生の秋だから、この後、もっと勉学に注力しようとする生徒がほとんど。
空虚感と充実感がないまぜの心を抱えながら、直送荷物をトラックに積み込む朝。

この日は、首里城公園を見学。
薩摩藩や明治政府と直結する歴史を辿るものだから、現在の沖縄の置かれた立場を考えるとき、それなりに生々しい施設である。
日本の明治時代、言葉は日本語に似ていながら、その国には（大名ではなくて）「王」がいて、中国の皇帝のような服装で肖像画を描かれている。その意味を考えてくれた生徒が少しはいるだろう。（いや、いないかな。）
修学旅行生が多くて、なかなか混雑。


そのあと、那覇の国際通りで、昼食を兼ねての班別の時間を過ごす。
ちょうど、５年に１回の「世界のウチナーンチュ大会」（沖縄にルーツをもつ海外移民などを招待して開催されるイベント）の開催時期と重なった。

国際通りの表通りにある店舗の多くは東京資本だとも聞く。
なぜそうなってしまったか、考えながら歩いてくれたらありがたい。

その後、各班で空港に集合。帰京。
お疲れさまでした。